最近思うこと。ウルトラマンのように
海に話しかけてみました。
ごめんねえ、うみ
じぶんでキレイになれる……?
遥かな…
遥かな時を要する…
(元通りになるまでは)
特に雨の日の翌日、
浜辺を歩くと私は、海の洗剤の匂いに苦しく…喘息気味になります。
サーファーの方も、雨の日の翌日は体調不良になるので、河口付近の海には入らないそうです。
最近よく思うんです。
私が生きている、ほんの僅かなあいだ
この星のために、何ができるだろうって。
ウルトラマンみたいな気分です。
もっとも私の代表作はみな、ピンク色(愛)の戦士に変身して地球を守ってきました。
何か意味があるんだろうと思っています。
2020年ごろ。私は、隣人様の柔軟剤&合成洗剤の合成香料の曝露による化学物質中毒で、瀕死の寝たきり状態となりました。
ここ5〜10年くらいで、香り長続き消臭抗菌長続きカプセルと称して、マイクロカプセル技術が使われるようになり、内包された化学物質がダイレクトに私たちに届くようになったみたいです。
殺虫剤をかけられた虫のように、星が飛び、体は筋肉硬直して全く動けない状態のうえ、喘息で呼吸困難に陥りました。
症状は、化学物質濃度と曝露時間に比例します。
コロナ禍の外出自粛になるまで日中は仕事で外出していましたので、室内が終日曝露されていることに気づかなかったのです。
「売られているものを使ってなにが悪いの!?そんな体で、なぜ引っ越してきたの!?」
残念ながら隣人様や周囲、身近な人たちの理解さえ得られませんでした。
行政にも、警察にも、弁護士さんにも助けてもらえませんでした。購入したばかりの分譲マンションは敢え無く売却しました。
スーパーも電車もガス室のようで、通勤中のJR新橋駅で倒れ、身内に迎えに来てもらいました。人に会う仕事は諦めて辞めました。
絶望的。人間社会が怖かったです…。
恐らく、この時はじめて〝完全なる社会的マイノリティ〟の立場を体験しました。

医師曰く、「化学物質中毒による神経障害。薬も化学物質だから治療法は無し。とにかく物質から逃げなさい。食べ物の化学物質(添加物)も避けなさい。病名は、化学物質過敏症。」
確かに。物質から逃げれば、何事もなく健康体でいられるのです。
その診断ができる医師に出逢えたことは、不幸中の幸いでした。殆どが原因不明とされるようです。
化学物質過敏症
過去にかなり大量の化学物資に一度接触し急性中毒症状が出現した後か、または生体にとって有害な化学物質に長期にわたり接触した場合、次の機会にかなり少量の同種または同系統の化学物質に再接触した場合にみられる臨床症候群
化学物質過敏症の症状
自律神経障害→発汗異常、手足の冷え、頭痛、易疲労性
内耳障害→めまい、ふらつき、耳鳴り
気道障害→咽頭痛、口渇
循環器障害→動悸、不整脈、循環障害
免疫障害→皮膚炎、喘息、自己免疫異常
運動器障害→筋力低下、筋肉痛、関節痛、振せん
消化器障害→下痢、便秘、悪心
それまでの私は、特にアレルギー体質でもなく至って健康体でした。
自分の体に何が起こっているのか…必死に調べました。
行政に何度も問い合わせ、規制の条件(機序)となる研究を進める医療機関の医師とも直接話をして進捗確認しました。(「3年に一度、数日の研究予算で、研究が進むわけがない」とのことでした。)
川からの揮発(排水)で苦しくなるので、下水処理場へマイクロカプセルの除去が可能かを問い合わせました。(「不可能です。雨の日は特に浄化されないまま川へ放流されます」とのことでした。)
食品添加物に警鐘を鳴らされている、安部司先生にも会いに行きました。
「あなた、頑張りなさいよ。広めなさい。未来の子供たちのためにも」
私はSNSが苦手でしたが、同じ被害で学校に行けない子供たちがいることを知り、周知するためにX(Twitter)を始めました。
唯一、体の苦しみから救ってくれたのは、東洋医学でした。
気功のようなもので、嘘のように化学物質中毒による神経症状がおさまるのです。まるで魔法のようでした。(後に、その秘密を学ぶことになります)
ですが、仕事も満足に出来ない状態で自費治療でしたし、曝露するたびに通うわけにもいかず…自分でその技術を習得しよう!と考えました。
西洋医学では化学物質過敏症という病名がつきましたが、東洋医学では脳の松果体の発達(危険察知能力の向上)と教えられました。
もう、一筋の光。藁をもすがる想いだったのです。
今となっては、この災難が自身の身に降りかかったことで、危険な物質から身を守ることが出来るうえ、自然ともシンクロ出来るようになったことは、よかったと思っています。
自分を含めたこの世界を、大切に出来るようになったからです。
街中の化学物質から逃れるために、自然栽培の畑で野菜を収穫していたときのことです。
野菜と大地へ収穫のお礼に一礼して、胡瓜の花に受粉に来てくれた蜂に「ありがとうね」と呟いた瞬間、
目の前が眩しいほどの光に包まれて、地球を一周するような命の循環のビジョンを見せられました。
言葉にするのはとても難しいのですが…この星のすべての生き物は繋がり合い、大いなる愛の循環の中で生かされていることを瞬時に理解させられました。
人間界が忘れてしまっていること…この世界は、愛と恩恵に満ちた、繋がり合う世界なのだということ。
地面に座り込んで、ぽろぽろと涙を落としました。
住居を売却して、霊山と呼ばれる山中に疎開したときのことです。
ある日、森の中の縁側で木漏れ日に包まれて、うっとりとしていました。
ふと気づけば、自分がいるはずの屋根を見下ろしていて、腕や胸のあたりにサワサワと木の葉を感じるのです。
自分を吹き抜ける風が親友のようで…大地にすっくと立っているだけで誇らしくて…世界のすべてが愛おしい…
こんな風に生きれたら、なんて素敵なんだろう…
私は、木と共振して、「自然体であることの幸福感」を知りました。
この世界も、自分も、ほんとうは、“あるがまま” で満たされていて、美しいということ。
東洋医学では、〝食〟から教えてくれます。私たちは忘れがちですが、食べ物は体に直結しますからね。
今では随分、食にも気を配るようになりました。
特段、神経質に過ごしているわけではありません。
できる限り添加物を避け、栄養素を吸収しやすい朝食だけは体(腸内細菌)が喜ぶものを摂り入れる。
習慣にすれば、自ずと体が求めるようになってくるのです。
自然栽培のお野菜や魚、海藻を食べる
→食材そのままの命の恵みに感謝する
→その食材を作ってくれた人に感謝する
→自分の体を通って、また自然のものを大地に還したくなる…
その循環を感じると、〝不自然〟なものが、より見えてきます。
命をかけて調べたので、今は知っています。
日本国は、添加物、農薬、化学肥料、化学薬品…それらを買い入れなきゃいけない(流通させなければならない?)のだろうということ。
でも、私たちは消費者として選べます。
自分の身体のことですから。
気づき、知ってさえいれば、簡単に選べます。
選んでいる人は、たくさんいます。
私は思います。
みんな、自分の腸内細菌を育てることから始めてみては、どうだろう
自分の身体は、ガンダムでいえばホワイトベースです。
中で働いてくれているこたちは、飼っている犬ちゃん猫ちゃんより身近な仲間でありチームです。
だって、こんなにメリットがあります。
・今と将来の自分の体に投資ができる
・病気などの将来のリスクが軽減する
・医療費などの節約にもなる
・腸内細菌が整えば精神もエネルギー(波動)も整う
・エネルギー(波動)が整えば現実創造しやすくなる
・自然のものを取り入れて大地に還せば、水がキレイになる
・キレイな雨が降って、大地が喜ぶ
・空気がキレイになる
・地球上の生き物たち、みんなが喜ぶ
・将来の子供たちが喜ぶ
・知らん間に、戦争もせずに、不自然なものは売れなくなって消滅する
・自然栽培などが主流になり食料自給率があがる(添加物やコオロギ食べなくてすむ)
・人の精神が整い、社会全体が整う
・自分を含めたみんなの幸せ度があがる
・自分がもっと好きになる
どうかな。
そんなことを最近、思うのです。
※ちなみに自然派洗剤で検索すると、たくさん出てきます。
むしろ清浄力があって洗濯槽も汚さず異臭も発生せず、ふんわりで柔軟剤要らずです。
増産するための化学物質を使用していないので少しお高めですが、将来的やリスクや資源を考えると、どちらが低コストかはわかりません。皆んなで買えば、単価もいずれ下がっていくと思います。
私たちも自然の一部です。