タイ

 

お友達のオススメもあり、GWはタイへ行ってきました🇹🇭 飛行機(高所)恐怖症の私は過去最長フライト6時間をクリアしました✨ 昨年に自動車免許を取得して以来、少し人工の力を信じられるようになったことと、呑気に隣りに居てくれた旦那さんのお陰かも知れません。スワンナプーム空港✈️→パタヤビーチ→バンコクと強行でしたが、非常に感慨深い旅でした。
特にパタヤで商いをする人々が、ただそこに〝生きる〟ということに誇り高かったこと。そのため懐広く優しい瞳をしていること。日本のコンテンツが広く愛されていること。(タイ版メガレンジャーの動画を見せながら演者の私を歓迎してくれたので、つい嬉しくて変身ポーズでお返ししました)。19世紀ラーマ2世御用達チャオプラヤ川沿いにある寺院(三島由紀夫の小説『暁の寺』の舞台となった)ワット・アルンがカラフルで美しかったこと。何よりも忘れられない出来事がありました。大型ショッピングモール Siam Paragon のフードコートでタイ最後の夕食をしていた時のこと。食事を運ぶ私達のために椅子を移動して道をあけてくれた10歳くらいの少女がいました。なんだかそれが嬉しくて、食事を済ませて少し残高があったチャージカードを「さっきは有難う。もう使わないからよかったら使って」と御礼を言って差し上げると、それはそれは嬉しそうな顔をしてお母様と思われる方とさっそく何か買物に出かけられた様子でした。って…よく考えたら残高は16bahtしかなくて、何か買えるような金額ではありません。それに、よく考えたらとても失礼な行為だったかも知れない…と猛省していると、嬉しそうに手にコーラ(50baht)を持った女の子とお母さんが席に戻って来られたので、補填してくれたお母さんに申し訳なく思いつつ席を立とうとしたところ…スマホを持ったお母さんが私に、娘と一緒に写真を撮ってくれと言うのです。何がなんだか分からずに、お父さんカメラマンに向かってお嬢さんとお母さんに寄り添って写真に収まりました。彼女のおかっぱ髪と華奢な肩とピンクのチェックのワンピースに、なんだか懐かしさを覚えました。そして、お母さんが私の頬にキスをくれました。一瞬、心の泉が吹き出るような感覚がしました。びっくりしてしまって、こちらのカメラでお願いするのを忘れてしまいました。唖然とする私に夫が「Amazing girl ! いつかあの子が大きくなったら、貴女に憧れて日本に来てくれるかもしれないね」と言うので、何となく不思議な感じがしました。
日頃から自分が大切にしているものが世界共通として認めてもらえた気がしました。通りすがりに近い出逢いでしたが、あれほど別れが寂しかったことはありません。Siam 駅に向かう道すがら、同志に祈りました。〝いつか傷つくことがあるかも知れないけど、貴女の良さを大切にしてね…。〟と。
アイデンティティを取り戻した気がした、素晴らしい旅になりました。