自分から

 

自然と出た言葉に励まされるという初めての体験をしたので、記しておこうと思う。

 

人生長く生きてたら、なにがあるかわからないけど

続けている限り、変化は進化でしかないよ

と、思うよ。

 

 

幸せ

 

みなさん、お誕生日のお祝いを

お手紙やプレゼントをありがとうございました!

ああ、どうしよう…

いつもお祝いしてもらってばかりで…..。

 

“ファンになって20年” とか、

タレントとしてより個人として生き方に共感してくださっている、とか

守りたいものを見落とすことなく、生きる道をこれからも信じて歩み続けて下さい、とか

私のハイレゾ音源を聴いてからポータブルオーディオがご趣味になったとか、

これからの自分の道のためにがんばります!とか(嬉しいです)

いつかお会いできるその日まで

とか…

ほんとうに、変わらず私を横に感じてくださることを心から嬉しく、あたたかく、感じます。

ありがとうございます。

お手紙を窓にして、めいっぱい、こちらからもお幸せをお返ししております。

 

これからも一緒にがんばりましょうね。

ありがとうございました。

 

気がかり

 

この子、シロハラクイナ というらしい。

車で移動中に何度か目にした。

歩く(走る?)姿がすごく可愛くて、お気に入り♡

あんまり飛ぶのが上手じゃなくって、

テケテケテケと道路を横切ったりして、

機敏な動きもできないから、すぐ交通事故にあうんだって…。とても悲しい。

 

アクティビティインストラクターのけんさんは、「アイツばかなんだよなあ」と言いながら、車のアクセルをゆるめていた。

そういえば、特別天然記念物のイリオモテヤマネコも、今年は5件も事故にあっているらしい。(よく交番の前にあるような、事故件数を知らせる看板が道路脇にあったりして、ネコ5件と表示されていた)

 

ゆっくり、ゆっくりしてほしいなあ…

あの場所は。島の時間は。

 

意外と、島の皆さんの定例会は週に一度もあるらしいし、

白い道の砂の運び入れもまめにやらなきゃいけないらしいし、

きっと、放っておいたら、あの南国雰囲気を醸し出す広葉樹たちも生い茂ってしまうんだろうし、

実際、美しいブルーとホワイトの浜にも、ペットボトルやらがたくさん流れついていたし。

 

人の努力あっての、〝自然の〟自然なのだろう。

 

島に訪れる人々も、少しでも島を生かすための努力をしたいものである。

そうすれば、いつだってあそこは優しく迎え入れてくれるのだろうし。

 

 

帰京

 

羽田空港に着いたとき、

きっと寂しくなるだろうと思っていたのに、振り返る気持ちにならなかった。

 

この旅の背中を押してくれた人のお顔が浮かんで、

ただいま、という気持ちになった。

 

都会は好きじゃない。

けど、月は同じだった。

星の光をみせないくらいに明るかったあの月と、

東京の月は同じに美しかった。

 

月は同じ。

気持ち次第なのだ

と、教えてもらった。

誰かのいる場所が、居場所なのだと

教えてもらった。

 

ひとみちゃんだっけか…

島に来たとき、あまりに地元の人の垣根のなさに驚き少し戸惑った。きっと、あなたなら自然とすぐに馴染めるだろう、と言ってくれた。

ときにそれが、ここでは生き辛さになったりするから、ほんとうは島の方があっているのかもしれないな…と、ふと思ったけど、

そんな不安も一緒に、月が励ましてくれた。

 

 

旅人へ

 

という私の曲の歌詞に、

 

すべて許した海を

愛をくれた人たちを

いつか私もみてみたい

そして愛してみたい

 

という歌詞がある。

 

旅の最中、

幾度と亡き父を想った。

 

父がしばらく暮らしたらしい場所のヒントは、

〝島の牧場をおまえらに残す〟という、受話器向こうの生前の父の言葉だけ。

 

石垣島、黒島、小浜島、竹富島

どこもかしこも牧場だらけである…。

私の知らない父を知ることはできなかった。

 

島の夜はタクシーはおろか他の交通手段もなく、食事処はすべて送迎バス付きの予約制だということを知り、急いで予約してお店に滑り込んだ。

座敷に腰を下ろした瞬間に、

『黄金の花』という、父が好きだったらしい曲が流れた。

家族を残して、泣き泣きお金を稼ぎに出たという唄である。

 

きっと父も、この島のこのお店で、この美味しい料理に心を癒したにちがいないと思った。

 

とにかくこの、〝さとうきび〟さんのジーマーミ豆腐の揚げ出しは絶品!

 

 

日本

 

自分の生まれた国を、誇りに思った

 

こんなに美しい海をもっていることを

こんなに恵まれた自然をもっていることを

様々な文化や歴史をもっていること

自然や人を愛し、感謝をし、満ち足りた生活を送る民の国であったことを。

 

自転車をこいでいても、

海の上にいるときも、

ずうっと『島人ぬ宝』を口ずさんでいた。

 

 

ご出身は?

 

「ご出身は(島以外の)どちらですか?」

「地元の方ですか?」

その二択が、だいたい、当たった。

 

リズムが違う。

オンタイムで刻んでいるリズムと、ゆっくりのテンポ。

反応ひとつで、なんとなくわかる。

 

離島ターミナル近くのワインバーオーナーのオーサワさんも、ユウコさんも、

居酒屋まーさん道のおかみさんも、

アジアンテイストのお洋服屋さんでバイトしてるお友達になった、ひとみちゃんも、

黒島のまっちゃんおばあのレンタサイクルでヘルパーしてる、なほちゃんも、

島の案内人と称するタクシー運転手の、ヤマグチさんも、

博学なホテルのフロントマンの、はらださんも、

沖縄でカフェをはじめた、るいさんも、

玉取崎展望台でパイン売りながら三線ひいてる、おにぃも、

便サン(便所サンダル)にランニング半ズボンで西表のジャングルを案内しちゃう、けんさんも、

みんな、みんな

東京やら、関西やら、北海道やら別の土地で生きていたけど、

この土地に生きるってことを見つけた。

その答えは、自然とみつけているようだった。

 

 

ノープラン

 

旅はノープラン

予備知識はゼロ

これに限る。

 

行った先々で出会う人たちから、

生きた情報をいただける。

 

「いまは波照間に行く時期じゃないよ。船が運休して下手したら何日も帰ってこられなくなるから。その代わり、今日は黒島に行っておいで」

 

カーチバイのご機嫌

潮の満ちひきに合わせた移動

ガイドマップにない絶景

ガイドマップにのってるけどスルーしてよい場所

美味しい居酒屋さん

容赦ない本気のアクティビティを教えてくれる人

サガリバナの咲くマングローブの森の美しさ

島の生活の忙しさ(自然を持続する村人の努力)

島のお墓が大きい理由

島の数ある伝説

星祭での景品(牛一頭、羊一頭 ※換金も可)

海からみた日本の富

疎開した西表で、敵の攻撃ではなく、多くの方がマラリアで亡くなったこと

 

ぜんぶ、誰かが親切に教えてくれた

きかせてくれた

 

 

自転車

 

いつ以来か、こんなに汗をかいたのは。

誰もいない、まっすぐな、緑の道を…

 

迷う。(例によって)

 

島の船を一本逃すと、ちゃんと帰れなくなる。

 

小さい頃を思い出す。

遊びに夢中になって、門限に間に合うよう必死に自転車をこいだこと。

 

海へ…

 

とにかく端っこにいけば、海がある。

くるっと回れば、港も見つかる。

 

自転車こいで

自転車こいで

牛にときどき挨拶して

 

日焼け止めなんてとうに汗に流れてる

砂に反射する日差しも

吸いこむ空気も

ペダルをこぐ足も

誰に何を遠慮することもなく、あつい。

限界も知らない。

目がくらむほどの陽射しさえ、味方になる。

 

気持ちがいい!

 

 

誕生日

 

私はいつも、ゼロになる日な気がしている。

何にもなかった自分に、

大切なものがあること、

誰かがいてくれること、

足るを知るのに、一番よい日と。

 

今年の誕生日は、少々難しかった。

だから、苦手な飛行機に乗って、ここまで来てみた。

澄んだ空と海と緑と風に手伝ってもらうために。

 

 

夏至南風

 

カーチバイ

この季節に吹く風のことを言うらしい。

 

おかげで波が荒かった。

波照間島行きは欠航していたので、黒島行きに乗った。

ぜったい船酔いすると思ったけど、

ぜんぜん酔わなかった。

 

波に大きく乗り上げて、また落っこちて、

まるでジェットコースター。

両手、両足を広げていると、まるで空を飛んでいるみたいだった。

 

後ろの席の小さな子どもちゃんたちが振り落とされないか心配だったけど、

一緒に宙に浮く度に

子どもちゃんとお母さんと、みんなで大笑いした。

 

 

天気予報

 

思いつきで、行ったから、

連日、雨と曇り。

 

「明日も天気予報は雨なんですよ。ホテルでじっとしとこうかなって」

 

「ああ、明日?

明日は晴れるよ。

天気予報はあてにならないから」

 

思い切って、離島への船に乗った。

 

この海と空を見られたのは、

テレビの情報じゃなくて、

島でできたお友達さんの知見のおかげ。