わざわざ

遠路はるばる
謝罪と挨拶をしに来てくださった偉い方の真摯なお姿と笑顔から
ああ、世の中いろんな理不尽なことや我慢があっても
真面目にやってりゃ、いいことあるな、ちゃんと誰か見てくれてるな
と、思わせていただいた。
(それと、黙って泣寝入りしなくてよかったなーと)
別れはスタート
Good luck ! (出会った方々のご多幸をお祈りして)

母から

これでもかと、泥色の野菜が届く
ごぼう、蓮根、にんじん、大根、里芋
ほほぅ
確かに体をあたためる、風邪にはよい食材
ぜったい、芋の煮っころがしと、
きんぴら つくんなきゃじゃん
あ、みりん きれてる
買いにいくか

おもむろに

寝起きから
スマホで
占いなんかしちゃったら
すごくいい結果だったので
ウソだろーそんなの
え、マジで?
いや、あり得ないだろ、そんなの
え、マジで?
いやいや、ぜんぜんでしょ、そんなの
ほんとに?
うそだぁ
だったらなぁ
とか、ぐるぐるして
またベッドに潜る
お休み最終日にして
ようやくお休みらしい一日になりそう

それだけで

何もできなくて…
なんて、カンケーないんです
名前を呼んでくれるだけで
笑ってくれるだけで
心配してくれるだけで
寂しいと思ってくれるだけで
会いたいと言ってくれるだけで
一緒にがんばってくれるだけで
待っていてくれるだけで
ごめんねと言ってくれるだけで
ありがとうと言ってくれるだけで
あなたは私の証明
あなたは私の愛のカタチ
あなたがそこに
いてくれるだけで

ひとりぼっちで

ひとりぼっちで見つめる
新聞の文字
ひとりぼっちで見つめる
真っ白な天井
ひとりぼっちで見つめる
賑やかなテレビ番組
ひとりぼっちで見つめる
車窓に流れる夜の街…
みんなの寂しいのベクトルは
一方通行
繋がって繋がって…
円になる
命になる
私の背中を
優しく押している

父方の祖母

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に会いに、介護施設へ
「会いたかったよ」
私もよ
「肌がきれいね」
お祖母ちゃんもね
「歯がきれいね」
お祖母ちゃんは…ないね(笑)
瀬戸の花嫁、赤とんぼ、ふるさと
「歌が上手やね」
お祖母ちゃんもね
「何もおかまいできなくて、ごめんね」
こちらこそ、ごめんね
お祖母ちゃん…だいじょうぶ?
「だいじょーブィ」
「また、会いましょうね」
また、会いましょうね
なるだけ、すぐにね

蓮根

蓮根の汁が喉の粘膜によいとテレビで聴けば
すぐさま、わざわざ車を出して蓮根ひとつを買いにいき
ご丁寧に、布団で横になっている私に、絞り汁を湯呑みでもってきてくれた母
息が詰まるような、その愛
ほんとうにたまにしか、そばにいない私
愛を見失って
何処か違う場所を求めた日
愛のカタチを知って
感謝した日
愛の重さを知って
その痛みを共感した日…
「寂しい」という言葉を言わないのも
私が困らないための愛
自分からの愛ばかりが見えていたけど
いつでも、私は母の愛に包まれていたのだと
今更ながらに実感する

白和え

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つくるのに
わざわざ
すり鉢とすりこぎ使う
その時間の流れが
実家
すぐに風邪をひく(マンション密閉生活に慣れ、戸建てのすきま風にやられる) それが
実家
(*_*)

前回の

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帰郷のときまでは
祖父と一緒に、朝の散歩をしていた
その距離とスピードについていこうとするのは、身内で私だけだったから
「ついてくんな」と言いながら、いつも祖父は嬉しそうにしていた
山頂で食べる黒飴をふたつ、いつもポケットに用意してくれていた
私は翌朝必ず筋肉痛になった
だけど今回、はじめて祖父は
「自分のペースで歩きたいから」と私を断った
何度もすまなそうに、そう言う祖父に
そーやんな、わかるわー
今日えー天気やし、ゆっくり行ってきー
と、言った
「ありがとう」
と、祖父は笑った
家の前でお見送りだけした
祖父の歩調は、歩くというより、すり足に近かった
私は、「気をつけて」と見送った
男の人って
いくつになっても
男の人なんだなぁ…
はじめて祖母のお仏壇に、祖父の無事の帰りを祈った
少し、涙がでた

戦利品

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母とデパートに行き
ゲームコーナーで
はじめて親子でUFOキャッチャーをする
母、いとも簡単に景品をキャッチする
Σ( ̄□ ̄III)
「すごいな!自分でとれると思ってなかったやろー!?」
と、はしゃぐ私をよそに
「この輪っかを狙うのがミソ
掴むというより、引っ掛ける、もしくは押すが極意」
と、言う
Σ( ̄□ ̄III)
ランチをする
母、食後のお飲み物は?と、店員さんにきかれ
「ホット」
と、オーダーする
えっ ホットの何?? と、慌てる私をよそに
「ホットやんか!
関西はホット言うたらホットコーヒーやんか」
と、言う
Σ( ̄□ ̄III)
親子でも
知らないことは
まだまだ山ほどある
未知数である

慰問袋の恋

うちの母方の祖父は、昔から堅物というか…武士のような人物で、
もう何十年も、朝の体操と竹刀降り、その後には、宝塚の街を一望しながら山道を散歩すること(山登り)を欠かさずに続けている
その日々の鍛錬の賜物か、おかげさまで現在97歳である。
今晩は、焼肉を私の何倍も食していた。
…Σ( ̄□ ̄III)
絶句しながらも、ほんとうに有難いことだ…と思う。
そんな祖父が気弱になってきたのは、ここ最近のこと。
「もう私は長くない」すっかりそれが口癖になった。
「お前には父親がいないからな…お前が嫁に行くまでと思ったのだが…」などと、切ないことも口にする。
そーだよ、頼むよ!
すると決まって、「結婚して不幸になるくらいならお嫁になんていくな」と、言う。
その度に、父が我が娘を案ずる心を知る。
私はもっと、その気持ちを知りたくなる。
昔なんて、こんな会話すらしたことがなかったのに、今日はなんと、まるで仏様のような笑顔で、自らの亡き祖母との馴れ初めを語ってくれた。というか、ききだした。
あらすじだけ。
20代半ば、祖父は「仏印(ふついん インドシナ)にいた」
そこに慰問袋を送ってくれたのが、たまたま祖母だった。
祖父は、お礼の手紙を書いた。すると、また返事がきた。
日本国内の出来事、戦場のこと、日々の出来事…二人は4、5年間、文通を続けたらしい。
で? なんで会うことになったの?
「この人には、故郷の福島を一度みせたいと思ったから大阪まで会いに行った」
え?
えー、えー、えー…なんで? いきなり故郷になんか連れて行くなんて、それってプロポーズみたいなもんじゃん
「そうなってもいいと思っていた」
結婚ってこと?それまで会ってなくて、写真だけでしょ?触れたこともないわけでしょ?なんでそうなるの?
「そんなの、手紙をみておったら人柄がわかる。キレイな文字と、考え方がきちんとした人だと思っていた」
えー!他にさ、こう、側に女性はいなかったの?
「一緒に軍隊病院で働いておった看護婦がおったよ。この人なら嫁にもらってもいいと思える人もいたけどな」
で、なんで、おばあちゃんなの? 運命感じたとか?
「お互いに一筋の願いをのばしていったという感じじゃないか」
Σ( ̄□ ̄III)
血かっ!!
この…私が、バーチャルな恋とか、中学生の恋とか、いつも人にさんざんバカにされる所以はここにあったのか!!
祖父は駄目押しにこう言った。
「まぁ、戦地があってこそや(笑)」
Σ( ̄□ ̄III)←グサーッ
おじいちゃん…
私はその二人の血を受け継いだせいで、こんなに時代錯誤した恋愛感もっちゃって、だからいまだにこうして結婚できないんだと思うよ…
すると、祖父は笑って、
「それがいい。おまえと結婚できる奴は羨ましいと、ほんとうにそう思うよ」と言った…
(°_°)
クソーーー
泣けるがなーーー(T ^ T)
リアル『風立ちぬ』ここにありだよー
でも
なんか
遺言みたいで嫌よ…
そんな夜。

故郷

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『早よ来んと、もうこっちすごい大雨よ』
そんな母親のメールに急かされて出たものの…
雨なんかひとっ粒も降っとらんやないか!!
びっくりするわ!!!! ∑(゚Д゚)